アウサレーション湿式外断熱工法
ドライビット「アウサレーション」は世界標準の湿式外断熱工法です。
高い信頼性を誇る、世界標準の湿式外断熱工法。
EPS断熱材「ドライビットボード」を構造体であるコンクリートの外側(室内側)に張り付ける工法です。ドライビットシステムズ社が35年以上にわたって培ってきた「アウサレーション」の技術と歴史。その品質の高さは、世界46カ国以上に年間1,400万m²以上、35年間の累積販売面積が約2億3,000万m²という圧倒的な数字が証明しています。生産においても、米国4拠点のほか、カナダ、ポーランド、中国の計7拠点から国際展開を行っており、名実共に「世界標準外断熱工法」となっています。
ドライビット「アウサレーション」とは・・・
透湿型接着モルタルを介して、透湿型EPS断熱材「ドライビットボード」をコンクリート躯体を含む防耐火構造として認められた各種の下地構造体に張り付け、ボード表面をスタンダードメッシュで補強した透湿接着モルタルで被服。水蒸気を透過させるフィニッシュコートで仕上げる「水蒸気透過型」の経済的な外断熱工法です。 デザイン表現の自由度の高さやメンテナンス負担の軽減などの特徴のほか、世界的な防火基準である北米の多層階防火試験をクリアした高い安全性を備えています。 また、軽量のため構造負担を軽減でき、リニューアルにも柔軟に対応できます。コンクリート躯体を蓄熱体とする省エネルギー特性や、結露防止によるカビやダニを発生させない健康な室内環境の維持、外壁の劣化防止による建物の耐用年数延長といった、外断熱建築ならではのメリットも、もちろん備えています。
「外断熱建築」の6大メリット
ドライビット「アウサレーション」とは、EPS断熱材「ドライビットボード」を構造体であるコンクリートの外側(室外側)に張り付ける工法です。つまり、建物全体が断熱材ですっぽりと包み込まれる構造になります。この構造を持った「外断熱建築」は、従来行われてきた内断熱工法では期待できない、数多くの優れたメリットを備えています。
<省エネ>
コンクリートの蓄熱性を効果的に利用する
冷暖房費の削減。
<室内温度の安定>
コンクリートの蓄熱効果によって年間を通じ室内温度が安定し、居住性が向上。
<結露の抑制>
高断熱での蓄熱効果により結露を抑制します。さらに、結露部分に発生するカビやダニなども抑制します。健康的な室内空間を実現。
<クラックの減少>
鉄筋コンクリートの雨水による侵食保護と熱伸縮低減によるクラックの減少。
<耐用年数の延長>
日光や雨水、大気汚染物質からコンクリートが保護されることによる、建物耐用年数の延長。さらにアウサレーション自体の透湿効果により凍害劣化を防止。
<居室内スペースの拡大>
断熱材が室外側に取り付けられることによって、居室内スペースが拡大。

『Outsulation』とは
断熱材を意味する「Insulation」に対する言葉として、ドライビットシステムズ社が考案した造語。従来の工法では断熱材が室内側(In)にあるのに対し、外断熱工法は室外側(Out)にあることを表現するとともにビルの外装材を意味している。
